【NEWS】名古屋と三重を結ぶ高速バス誕生?

ども、こんばんは、鉄道少年です。

お久しぶりですとかは言いません意地でも(';')

 

ってなわけでタイトル通り

名古屋と三重を結ぶ高速バスが新たに誕生

 

 

しません。

 

 

という茶番はいらないんでサッさと内容を

 

名古屋と三重県を結ぶ高速バスというと代表的な路線で

三重交通桑名のネオポリスや四日市は桜台や湯の山温泉の都市間高速バスや

熊野尾鷲を通り和歌山県の新宮まで結ぶ長距離高速バスがあります。

 

県内の北勢や紀勢へは路線がありますが、微妙な距離で鉄道の本数も多い

中勢(津市など)や南勢(伊勢市など)へ名古屋からの高速バス路線はありませんでした。

 

だって近鉄があるし、安くいこうと思えばJRの得ダネ回数券使えばいいし~

ってな感じでまぁ誰も参入しないのが正解なんですが

ここに来て名古屋から三重を結ぶ路線が開設・・・

正確に言えば既にある路線に短距離でも乗車ができるようになります。

 

それは青木バスのあおぞらライナー

 

青木バスとは聞きなれないバス会社ですが

東京と三重を結ぶ夜行高速バス「あおぞらライナー」や

アーバスの運行を行っている三重県多気町に本社・車庫のあるバス会社です。

 

ま、簡単に言えばアーバス移行組のバス会社になります。

 

このあおぞらライナー少し前から三重県内のみならず名古屋駅での乗降も

可能になり少しでも乗客を増やそうと必死なのが見えていましたが、

そのあおぞらライナーが名古屋~三重間と短距離でも乗車ができるようになります。

乗降停留所と運賃は

四日市ユーユー・カイカン(1000)

近鉄松阪駅(1400)

近鉄宇治山田駅(1600)

・青木バス車庫(多気町)(1600)

となっています。

 

が、

 

需要がイマイチ分からないんですよね。。。

まず、東京から来る三重県行きですが

名古屋駅の発車時刻が5時20分

名古屋の地下鉄は始発が5時30分とかその辺。

JRも東海道線の大垣からが5時39分着、岡崎からは6時6分着

中央線も5時35分着と間に合いません。

 

名駅周辺に住んでいる人しか使えない代物・・・

東京から夜行で来るバスなので時間通りに来る保証もありませんし

コチラは使い道が無さそうです。

 

ちなみに

四日市:6時15分

松阪:7時20分

宇治山田:8時10分

車庫:9時00分

に着きます。

 

近鉄の始発(5:30)に乗れば松阪に6時50分、宇治山田7時9分と

早いし・安くなるんでなおさら使い道に困ります(*_*;

 

次に三重から名古屋、東京へ行く夜行バスは

車庫:20時00分発

宇治山田:20時50分

松阪:21時40分

四日市:22時45分

名古屋駅には23時55分に着きます。

そしてそのまま東京へと向かいます。

 

まだ此方の方が需要がある、というか乗車機会があるような気がします。

といっても定刻で名駅ついても自宅へ帰れる終電は0時3分と多分乗れない・・・

そのあと0時05分発のJRに乗れればナントカなりますが数分遅れたら無理です

 

ということで簡単にまとめましたが、

青木バスはかつて宇治山田と中部国際空港を結ぶ空港バスを運行していましたが

乗客がほぼ皆無で知らないうちに廃止されてたなんていう会社なので

うっかり忘れてたら無くなってたってことのないように乗っておきましょうね。

 

楽天トラベルからも予約できますのでクーポン使ってお得に乗れるかもしれません。

 

また乗車することがあれば適当な乗車記でも書くと思います。

 

でもさぁ、絶対さ、短距離乗る人フツーの人じゃないよね。自分含めて・・・

 

(HPは予約ページしか対応していないお粗末さ)

夜行バス 貸切バス バス旅行 東京行きなら三重県松阪市の青木バス株式会社|夜行バス|

 

楽天トラベルのページの方が見やすい)

高速バス予約 青木バス(株)【楽天トラベル】

 

では・では、

津エアポートライン松阪航路に乗る!

ども、こんばんわ、鉄道少年です。

 

★この記事は以下記事の続きです 

 

先日の12月19日に廃止された

中部国際空港三重県松阪市を結ぶ

津エアポートライン松阪航路に乗りおさめてきました。

 

名鉄バスセンターからセントレアリムジンで中部国際空港までやってきました。

中部国際空港からは飛行機に搭乗するわけでは無く、名鉄電車に乗るわけでもなく。

高速船に乗り換えます

ここ中部国際空港からは三重県

津なぎさまち松阪港へ行く高速船が出ています。

空港本体からは少し離れていて人気の無い通路を通って高速船のりばへ行きます。

ちなみに看板上は高速船のりばの方がホテルよりも大きくなっていますが、

多分、ホテルへ向かう人のほうが何倍も多いと思います。ハイ

かつて中部国際空港からは

四日市と伊勢からも高速船が発着していましたが

どちらも5年以上前に廃止されています。

 

また、伊勢からは別の高速船も計画され旅客ターミナルも4億円かけ建設されたものの

運航会社が延期を申し出、2008年に一度も就航することなく撤退を表明。

一度も使用されることのないまま旅客ターミナルは2011年に8800万かけ

解体されるということが発生しています。

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ちなみにこの運航会社あのイタリア村を運営する会社と

同じグループで2008年には民事再生法の適用を申請し倒産と少しアレな会社です。

 

そんな中部国際空港から就航する波乱万丈な高速船たちのなかで残った津航路と松阪航路。

現在はこのように津行も松阪行も同じ会社(津エアポートライン)が運営していますが、ここにもゴタゴタが。

先ほどの旅客ターミナル横にはこのような建物が。

松阪特産の松阪木綿があしらわれた素敵な建物ですが、よく見ると、

松阪市セントレア旅客ターミナル

の文字が。

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実は当初、

津航路は岡山県両備ホールディングスが出資する津エアポートライン株式会社が。

松阪航路は熊本県の江崎汽船が主体となり設立した松阪高速船株式会社が

それぞれ運営する別会社で競合相手同士でした。

そもそも、津エアポートライン松阪航路の休止と、津航路への一極化に関する件によると

 

開業前の2004年に三重県海上アクセスの公募を行ったが応募企業は無し。

困った津市は両備にヒアリングを無償で依頼、

その結果は県が計画した5航路の案は全く根拠の無い過剰な需要予測と分かる。

解決策とし公設民営による運営と津航路のみの開設を進言。

県と市で協議の上、公募を経て2005年に津エアポートラインが開業。

空港見学の人気もあり大成功のスタートを切る。

 

前述の通り、県とは津航路のみでの開業を図ったが、

津市のおとなり松阪市は従わず阪高速船として翌年2006年に開業。

しかし進言の通り、需要不足に加え燃料費の高騰により、わずか3年で松阪高速船は破綻

 

また前述の通りに四日市市伊勢市も進言を無視する形で航路を開設するも

前者は数年で廃止、後者はターミナル建設後に撤退したため使われずに解体。

と、長文でこの10年間がかかれています。

なかなか読み応えのある文章ですので是非お読みくださいな。

松阪航路を廃止するのにあたり市に対して津エアポートラインから、

1、二度と松阪市でこのような航路開設をしないこと。
2、今後も津航路を松阪市民の皆さまにご利用いただき、松阪市と津市がお互いに地域間協力をされ、両市や三重県全体が発展することを期待していること。
3、ただ、一つ残念なことは、命がけで守った港湾施設が、港湾としては廃止すべきとしても、多大な費用をかけて施設まで壊すということは如何なものかと思われる。海浜性の松阪の物産市、例えば「海浜の駅」などとし、松阪牛のバーベキューや物産市、獲れたて魚市などで、市民や観光客が集い、子供たちの海浜に関する勉強や遊び場として活かす工夫をして欲しい。

なかなか鋭い忠告がされていますね。

 

といっても、進言を無視して勝手に開設した挙句、結果として進言をした側に

支援してもらうという馬鹿なことをした松阪航路を約10年間なんとか残してくれたことを

津エアポートラインには感謝しなくてはいけませんね。

 

ということで乗船します。思っていたよりかは多くの乗客がいて少し安心。

 乗船したのは松阪市が所有するすずかぜ。売却先も既に決定しています。

 高速船というか船自体に乗るのが数年ぶり(渡し船を除く)で

どんなもんかと思っていましたが上下に割と揺れる以外は普通ですね。

画像の通り、テレビがあるんですが数分に1度の割合で電波が悪いのか

映らなかったり、乱れたり、音声が出なかったりと正直無くてもいいかな。って感じ。

 

船体自体は、やはり言っても10年しか使っていないこともあり物凄く綺麗でした。

 松阪高速船の時代は松阪まで直通していましたが、

譲渡後しばらくしてからは全便が津なぎさまち経由になりました。

 

ほぼ全てと言っていい人が津なぎさまちで下船し、残ったのは十人以下。

津からは約20分くらいで松阪港に到着。乗り納めとなりました。

当初、松阪市は空港アクセスを守るため、

松阪と津なぎさまちを結ぶ代替バスを運行する計画でしたが議会により却下され無かったことに。

なんだか、津エアポートラインが頑張って10年間も松阪航路を守ったにもかかわらず、

松阪市は廃止されたら空港アクセスを無かったことにする。そんな気がしてなりません。

 

というわけで、こちらも同じく廃止される

松阪市コミュニティバス「空港アクセス線」

12月20日からは大口線に改称され、旅客ターミナル手前までの運行に変更され

現在の8往復から4.5往復に減便されます。

 

ちなみにこの空港アクセス線は運賃100円で近鉄松阪駅、JR松阪駅までを結ぶのですが、

始発地の松阪港・空港アクセスから次の第二駐車場までの運賃は無料だったりします。

第二駐車場がターミナルから離れている為の措置ですが、

実際に第一駐車場が満車となり第二駐車場までバスを利用した人がどれだけいるか。

 

コミュニティバスらしく一直線で行けばいい道のりを右に左に曲がりながら

近鉄松阪駅に到着。松阪駅の裏側と言えばいいでしょうか。

自分はこの後、三重交通バスに乗り換えたかったのでJR松阪駅まで乗車。

42号線の渋滞にハマり10分遅れで終点のJR松阪駅に到着でした。

 

というわけで12月19日をもって廃止された松阪航路。よく頑張った、って感じです。

津航路はなぎさまちから伊勢へ行く高速バスも設定されましたから

もっともっと頑張って欲しいですね。

 

というわけで長々3日もかけて書いたコスパの悪い記事でした('_')

 

では、

福鉄とえち鉄が相互直通運転!フェニックス田原町ラインに乗る!

前回は、元名古屋市営地下鉄名城線の1200形。引退寸前の福井鉄道の610形に乗車しました。

田原町から再び武生方面へ戻り、足羽山公園口でさらに折り返します。

 

勝手にえち鉄に直通するのは

・フクラム

・キーボー

だけかと勝手に思っていたので

コイツがやってきた時にはびっくりしました。770形も直通運転に対応しているんですね。

本音としてはキーボーに乗りたかったのですが時間が合いませんでした。

HP上には運用が一切ありませんでしたが

えち鉄の中づりに載っていました。HPに上げてくれてもいいんだけどな。

 

田原町駅で乗務交代が行われて列車はえち鉄三国芦原線へと入っていきます。

メチャクチャ違和感

 

田原町を出ると、福大前西福井、日華化学前、八ツ島、新田塚の順に停車します。

当時通っていた幼稚園、小学校がこのあたりなので懐かしさ。

遠足で新田塚からえち鉄に乗ってたり。

日華化学前と八ツ島は2007年に開業した比較的新しい駅

開業当時から乗り入れ構想があり、基礎部は低床ホームになっていてその上に嵩上げする形でホームがありました。

乗り入れに際して嵩上げしたホームの一部を撤去したようなので、時間があれば見に行きたかったんですけどね。

新田塚の次は鷲塚針原まで停車せず、途中の中角駅は通過となります。

新田塚を出て九頭竜川を超えると周りには田畑が広がります。

 

仁愛の体育祭が開催される年に1日だけ営業する臨時駅「仁愛グランド前駅」を通過すると、

 

終点の鷲塚針原駅に到着です。

鷲塚針原駅には対向の福井行が。福鉄直通列車は一番右手の低床ホームに入ります。

乗り入れの終点となる鷲塚針原駅周辺は田畑の目立つ比較的のどかな場所ですが、

ここまでの乗り入れとなったのは、福井市内がここまでだからだと思われます。

越前市鯖江市・福井市と3市を繋ぐ乗り入れとなります。

低床ホームにはこのような掲示物。

えち鉄の路線図に福鉄の路線図、さらには福井県全体の地図と情報量たっぷり。

ただ、気になったのは路線図の福鉄の部分。

商工会議所前と足羽山公園口の駅名が上から修正されています。

この二駅は以前の記事でもあった通り、それぞれ木田四ツ辻、公園口から改称された駅です。

この改称が行われたのは3月27日。乗り入れを開始したのも同じ3月27日。

ということで、多少ですが連携不足を感じてしまいますね。

ちなみに駅に掲示の時刻表にもキーボーの運用が可愛らしいシールで表示されていますた。

本当にHP上に上げてくれれば良いのにな~

左手のこれまでのホームに比べると低床ホームが相当低いことがわかりますね。

既存ホームから低床ホームを見るとこんな感じに。見下ろす形になりますね。

この角度からの撮影というのは少し新しい角度かも。

低床式ホームの先はこのように車止めが設置され終端となっています。

この先の西春江・あわら湯のまち・三国方面への乗り入れ区間延伸は現時点では無いようです。

 

福鉄、えち鉄共に見かけるこの「ジャンジャン」

確かに打鐘式の踏切はジャンジャンに近い音が鳴りますが、

そうじゃない踏切にも同じ看板が設置されていたり。

駅の外に出てみると、、、

洒落た駅舎

前の記事で取り上げた福鉄の北府駅と同じく、ここ鷲塚針原駅の駅舎も国の登録有形文化財に指定されていました。

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ここから先は三国方面へと進みますが、待ち時間は約20分。

待合室は親子連れがいて少し入りにくかったので寒いですがホームで待ちます。

次回、やって来た列車に乗って三国港へと向かい、えちぜん鉄道完乗を目指します。