【17-06:山陰,広島-6】86年ぶりの新造車7000系に乗る

一畑電車乗りつぶし松江しんじ湖温泉から川跡まで戻ってきました。

川跡から更に出雲市まで戻ります。

ここから乗車するのは先ほど、電鉄出雲市で見かけた7000系

地方私鉄には似合わない(失礼)ピッカピカの新型車両です。

一畑電車としては86年ぶりの新造車で86年前の車両はというと・・・

先ほど、出雲大社前駅で見たデハニ50形になります。

新製29年2月

後藤工業というのはJR西日本の関連会社で

今朝の境線で紹介した後藤総合車両所の中にあります。

 

この車両が製造されたのも後藤総合車両所

 

また、コスト削減からJR四国の7000系をベースにしています。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7b/JR_Shikoku_Series_7000_Using_Rapid_Sunport.JPG/1280px-JR_Shikoku_Series_7000_Using_Rapid_Sunport.JPG

(JR四国7000系:Wikipediaより)

確かに瓜二つな顔。

 

そして、走行機器はJR西日本の225系と同一のものを使用しています。

これもコスト削減。

 

一畑電車では最高で時速70km程度で走行しますが、

走行機器の性能上は、時速130kmでの運転にも対応しているようです。

確かに新快速で駆け抜ける225系の機器を使用してるんでそうなりますね。

続いて車内です。

ロングシートクロスシートが混成した配置になっています。

通勤・通学で利用する地元客にも、

出雲大社などへ向かう旅行客の両方に対応できます。

 

つり革もイマドキな形状。

7000系自体は両運転台なので1両単位で走行できますが、

この日は2両繋げて電鉄出雲市から川跡の区間で運用されていました。

一見、ドアが片側に1両当り3箇所あるように見えますが

このうち中央のドアは準備工事に留まっており開閉しません。

7000系は2017年8月現在、2編成が運用されていて

今後、平成29年度中にさらに2編成導入することが決まっています。

 

電鉄出雲市でも入場券を購入。

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これで、一畑電車の旅も終わりです。

 

JRの出雲市駅へと移動。こちらでも入場券を購入。

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次の列車がこの日最後の乗車になります。

 

次回、山陰本線から日本海を見る。(なんか無駄にカッコいい)