【17-10:北海道-10】苫小牧から太平洋フェリーに乗る
どうもです。今回から後編に入ります。
と、言っても後編は全て帰路です。
どちらかというと、ここまで前編は前菜といった感じ。ここからがメインです。
さて、名古屋へ帰りますが、今回は・・・
苫小牧から出ている太平洋フェリーで名古屋まで帰ります。
太平洋フェリーは北海道の苫小牧から仙台を経由して
名古屋まで約40時間かけて運航しています。
名鉄のホームページをなんとなく見ていた時にグループ企業に書いてあってビックリました。
なのに、本社もある名古屋には隔日しか来ないというのがチョット面白い。
苫小牧と仙台の方が需要があるようです。
行きのジェットスターは1時間45分でしたが、
帰路は40時間かけていきたいと思います!
ちなみに、人生初の長距離フェリー。高速船くらいしか乗ったことない人。
ということで、苫小牧駅からバスに乗ってフェリーターミナルへ向かいます。
苫小牧にはフェリーターミナルが西港と東港の2つあるので注意が必要です。
今回の太平洋フェリーは西港から出港するので、そっちに向かいます。
西港までは2系統あって、1つは苫小牧駅が始発の路線バス(道南バス)で
もう片方は札幌から遥々やってくる高速バス(道央バス)です。
運賃は一緒ですが、道央バスの運行する高速バスだと交通系ICカードが使えます。
時間的に路線バスでしか行けなかったんですが、待っていると大型のバスが到着。
どうやら、札幌からの高速バスが遅れていたようです。
それなりに混んでいたので高速バスを見送って直後にやって来た路線バスに乗車。
同じく待っていた方々は皆さん高速バスに乗っていたので路線バスはガラガラ。
高速バスは直行ですが、路線バスは地元客も乗せていきます。
フェリーターミナルまでは約20分で運賃は250円でした。
バスを降りたフェリーターミナルは、1日目のジェットスターの機内から見えていました。
画面中央左側に見える白い船は同じフェリーターミナルから出るシルバーフェリーの船だと思います。
フェリーターミナルに入って、太平洋フェリーの窓口で搭乗券をもらいます。
飛行機でいうところのチェックインにあたる場面ですかね。
このときに乗船名簿を書く必要がありますが、ネット上で手続きをすれば必要ありません。
窓口へ行ってコンビニの払込証を渡すと発券してくれます。
クレジットカードの場合は支払ったクレジットカードがこの時に必要です。
手持ちのデビットカードは使えなかったので、コンビニ支払いにしました。
無事に搭乗券をゲット!
色んな客室ランクがあるんですが、今回は個室タイプの1等洋室。
本来は苫小牧-名古屋間で18000円する部屋ですが、早割を利用して10800円に。
2泊3日なので1泊あたり5400円。ビジネスホテル並みの金額です。
運賃はどこ行った?って感じ。
早割は2か月前からインターネット限定で受け付けている格安プラン。
1等洋室は割り当てが少ないようで、
2か月前の9時の予約開始直後に満室になることが多いようです。
なんとか9時ジャストに予約して確保できました!
搭乗券には「乗船用」「下船用」とありますが
これは行方不明になってしまっている人がいないかを確認する為のようです。
調べてみると結構ある案件のようです
出航時間は19時ですが、船に乗り込める乗船開始時間は1時間半前の17時30分頃。
出航までゆっくりできるのはいいですね。
2階に上がると苫小牧西港から出るフェリーの一覧がありました。
仙台・名古屋行き「太平洋フェリー」の他に
八戸へ行く「シルバーフェリー」と大洗へ向かう「さんふらわあ」があります。
ちなみに「さんふらわあ」は数年前に船内で火事があった航路です。
そんなことのないように祈りつつ、乗船開始時間も近いので乗船口へ。
空港みたいな雰囲気。
こっちは港で、飛行機は空の港。名称も似てますね。
ちなみに、乗務員のこともキャプテン(船長)、キャビン(客室)、
クルー(乗組員)と飛行機と船は同じ。
空港みたいなブリッジを通って、いよいよ船内へと入ります。
次回に続きます。