【17-11:比叡山-2】比叡山の玄関口 日本一の「坂本ケーブル」に乗る
どうもです。
前回は石山坂本線に乗車して京阪電車の完全乗車を達成しました。
坂本駅からはバスに乗り換えます。
いよいよ比叡山を登っていくわけなんですが
歩けない距離ではありませんが、せっかく1デイチケットで乗れるので乗っておきます。
江若交通(こうじゃくこうつう)が運行するケーブル線に乗車します。
この江若鉄道ケーブル線は京阪の坂本駅から700mほど離れた場所にある
JR湖西線の比叡山坂本駅が始発で京阪坂本駅を経由してケーブル坂本駅へ向かう路線です。
時間があったので比叡山坂本駅まで歩いてバスに乗ろうと思ったら意外な落とし穴…
図のようにバスは走っているのですが
チケットで乗車できるのは京阪坂本駅からケーブル坂本駅の間のみ!
比叡山坂本駅から乗車した場合は
比叡山坂本駅から京阪坂本駅までの運賃180円が別途必要となります(';')
思い込みって怖いですね… チケットを見ればそうやって書いてあるのに。
気を付けなくては(''_'')
ちなみに運転士さんは、その旨を何度も何度も肉声で案内していました。
「少しややこしい話をします」との前置きの上、「分かりづらくてすいません」と
JRの切符に付いているものの、あくまでも京阪の乗車券なので。
急な坂を上ってケーブル坂本駅に着きました。
手元に180円ちょうどが無くて両替するのも混んでいて面倒だったので
仕方なく全区間230円を支払い下車。
ケーブル坂本駅は結構な混雑。
駅舎は1927年の開業以来の建物で登録有形文化財になっています。
あんまり考えていなかったんですが紅葉のシーズンど真ん中の日曜という…
通常30分毎の坂本ケーブルも15分毎の増発運転を行っていました。
この混雑の半分以上は読売旅行の一行みたい(';')
毎回、毎回思うんですけどバスツアーなら公共交通を使う必要ないんじゃと。
比叡山はバスでも上れますし、ケーブルカーに乗るのを目玉にしてたとしても
この混雑では楽しめないでしょ。
坂本ケーブルは正確には比叡山鉄道という路線で京阪の子会社が運営しています。
全長2025mこの長さはケーブルカーで日本最長!日本一です。
ケーブルカー内は案の定”大混雑”急こう配で立っているのは辛かった。
ケーブルカーの仕組みは面白くて、車内にいる乗務員は車掌で運転士ではありません。
運転士は何処にいるかというと山上のケーブル延暦寺駅。
ここでケーブルを操作しています。
車内にいる車掌は出発する準備が出来たことを駅にいる運転士に知らせたり
ドアの開閉、旅客案内、万が一の際に非常ブレーキを扱う為にいます。
ケーブル延暦寺駅に着きました。
此方も開業以来の建物で登録有形文化財になっています。
有形文化財だけあって、駅舎内はいい雰囲気が出てますね。
観光客は見向きもしないんですがね。
回数券や定期券も設定されているのは面白い。
運賃表を見ていただくと分かりますが、坂本ケーブルには4つ駅があって
この2駅は通常停車をせず、乗客からの申告が無い限り通過してしまいます。
駅舎を出ると琵琶湖の景色が広がっていました。
ケーブル延暦寺駅の標高は638m
ケーブル坂本駅が154mだったので、かなり上ってきました。
が、まだまだ上っていきます。
続いて乗り換えるのは…
徒 歩 (ただし800m/10分ほど)
次回、比叡山シャトルバスに乗って山頂からロープウェイに乗ります。