通学用割引普通回数乗車券を買ってみた

どうもです。

 

今回はタイトルの通りJR全線で発売されている

「通学用割引普通回数乗車券」を購入してみました。

 

この回数券、JR各社のHPには記載が一切なく

公式には旅客営業規則にのみ掲載されている隠れた存在の回数券です。

第4節普通回数乗車券の発売(第39条-第42条)

 

通学用とあることから学生が購入できる事は分かると思いますが

その学生のなかでも通信制学校に通う学生のみ購入することが可能です。

全日制の学校であれば通学定期券を購入した方が安く済みますが

通信制の場合、毎日の登校は無いので通学定期が購入できない代わりに回数券が割引となります。

 

通信制学校向けの割引回数券はJRの他に東海地方では名鉄近鉄の一部私鉄でも

発売されているみたいで近鉄は規約に、名鉄はHPに掲載されています。

近鉄-第4節 回数乗車券の発売 (第39条~第40条の2)

名鉄-特殊割引回数券 - 電車のご利用案内 | 名古屋鉄道

この2社は自分の通っている学校が対象か問い合わせたところ対象外であることから購入することは出来ませんでした。残念

特に名鉄は企画回数券を除いて普通回数券の販売は終了しているので貴重な存在だったりします。

 

そんなわけで、近辺で唯一購入が出来たのがJRでした。

購入にあたっては学割の乗車券と同じく学校が発行する学割証が必要です。

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学校学生生徒旅客運賃割引証(通信教育学校用)

見た目は全日制の学校で発行される学割証(一般学校用)と似ていますが違いとして

有効期限が一般学校は3か月に対して通信用は15日と短く設定されています。

(回数券用は1ヶ月有効)

ただしこの有効期限は、この学割証の有効期限であって乗車券の有効期限ではありません。

乗車券は1ヶ月後まで購入できるので短くてもそこまで支障はありません。

通信制なので学割証の申請も郵送で行っています。枚数制限も無いようで有難い限り。

 

大きな駅の窓口じゃないと伝わらないかなと思い名古屋駅へ。

とりあえず、すんなりと買うことが出来ました。

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こちらが回数券。同じものが11枚発行されます。

 

学割証に記載があった通り、普通運賃の5割引となります。

200kmまでの任意の区間が購入できるので名古屋-大阪(190km)というのも可能。

名古屋-大曽根は200円なので5割引で半額の100円。

11枚綴りの1枚はオマケなので11枚で1000円。1枚あたり約91円となります。

かなりお得!

通学経路では全く無いんですけどね…(そもそも自転車) 買えるものは買っておこうって話です。

 

規約上には学校最寄駅と記載されていますが、確認は一切なかったので

自宅最寄駅の指定もある通学定期に比べると緩いような印象を受けました。

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頂いたチケット袋は10月から始まる愛知DCをPRするものに変わっていました。

デスティネーションキャンペーン(略DC)とは

JR6社と指定自治体、観光事業者が期間中に共同で実施する大型観光キャンペーンの事で、年4か所ほど実施されています。

今は6月まで栃木「本物の出会い 栃木」が実施されていて、

7月からは山陰「わすれがたき山陰」が実施される予定です。

愛知DCでは「未来クリエイター 愛知」と謳っていくようです。

期間限定のフリーきっぷが発売されるとの噂もあり期待しています。

 

 

おまけ。帰りのバスにあった名古屋駅バスターミナルの案内パンフレット。

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新しいサインシステムに準じた路線図は新鮮。パッと見やすいから良いのかな。

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内側は時刻表になっていました。

スキャナーで左右半分ずつスキャンしたら勝手に1枚にまとめてくれた。知らない機能があるものと実感。

 

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こんなロゴを昔に作ってたことを思い出して使ってみました。

 

んなわけで、たまには旅行記から離れた記事をお届けしました。では、

 

ゴールデンウイークなんだから近所の子供たちよ出かけてくれ。

ボールをつく音が響いてうるさいぞぉ~遊ぶなら頼むから公園で、道路で遊ばないでくれ