【17-10:北海道-9】留萌線と特急ライラックで岩見沢へ行く
どうもです。
前回は旭川から深川を通って日本最短の”本線”留萌本線で留萌までやって来ました。
留萌駅で「ご当地入場券」を購入。
現在は2番のりばを使用することは無いようで
深川方面も点灯させる必要は本来ないんですが、しっかり点灯していました。
二度と点灯することのない「増毛方面」の文字がうっすら見えます。
留萌駅の滞在時間は11分。次回は増毛の方にも行ってみたいですね。
1両編成になった折り返しの深川ゆきで深川へ戻ります。
恵比島駅で車窓に見えたのは大きな塔
写真には写っていませんが塔には「日本ケミカルコート」と書かれていました。
詳しく調べてみると留萌線と繋がっていて
元々留萌本線は留萌鉄道という私鉄。
この建物は当時の留萌鉄道の本社社屋。
手前の木々が立ち並ぶ場所も、かつては線路が並んでいたようです。
のちに国営化され本社社屋は化学工場になって
現在は廃墟と化しているみたいです。
その先の石狩沼田駅は日本一早い終電がある路線「札沼線」のかつての終着駅。
なので、札沼線の札は札幌、沼は沼田から来ています。
広い敷地は札沼線も来ていて活気のあったころの名残。
それでも石狩沼田駅からは他の駅とは違い多くの乗客が乗ってきました。
ということで、深川に戻ってきました。
もう少しゆっくり行きたかったなって言うのがありましたが、
本来はいく予定では無くて数週間前に行くことになったので仕方ない。また行こう。
深川からは函館線で岩見沢へ向かいます。
前回、ギリギリでご当地入場券を購入しましたが、
ここで思いのほか時間に余裕があったので焦って買う必要なかった(';')
わざわざ岩見沢まで特急で行かなくても
滝川で降りて普通列車に乗り換えた方が安く済んでたことに
帰ってから気が付きました(汗
青森から函館を青函トンネルを通って結んでいた「特急スーパー白鳥」で使われていた車両
改修したうえで現在は札幌と旭川を結ぶ「特急ライラック」に使われています。
前々から分かっていましたが、自分は特急列車が苦手な気がします。
鈍行に乗っている方が落ち着きます。
滝川からは前回も乗車した区間に入り、深川から40分で岩見沢に到着。
岩見沢駅はレンガ調でお洒落な駅舎でした。
ここでは1時間ほど時間があるので郵便局へ。
郵便局の前で立ち話をしている方がいたので変な角度になっています"(-""-)"
その足で隣にあるスーパーマーケットへ。この後、必要なものを買っておきます。
岩見沢駅に戻り、ご当地入場券を購入。
次回に続きます。
次回、ほぼ最終回。室蘭本線で苫小牧へ向かいます。
【17-10:北海道-8】JR最短”本線”の留萌本線に乗る
どうもです。3日目がスタートです。
1、2日目は生憎の天候でしたが、なんとか3日目は晴れてくれました。
2015年に再開発事業により建替えた旭川駅駅舎。
洗練されたデザインで、どこか富山駅に似ている気がします。
そんな旭川駅を横目に歩いて郵便局へ。
旭川二条郵便局。外壁工事中でこんな写真に。
旭川駅でも「ご当地入場券」を購入します。
デザイン性からか照明が若干暗くてブレていますが(言い訳)
旭川駅に設置されている自動改札機。なんてことの無い改札機にしか見えませんが、
実は日本最北端
さて、ここからは函館線に乗ります。
函館線は電化されているので当然、電車が来ると思ったら…
コレ(気動車)が入ってきました。
調べてみるとワンマン運転をする上で自動放送や運賃箱といった機器が
電車には搭載されていないため、搭載されている気動車を使っているようです。
気動車なので当然、燃料が必要となるのですが
それでも、電車に機器を乗せるより費用が掛からないのか。ちょっと不思議。
道中の近文駅にあった待合室。なんともレトロ感ある作りですが
どうやら明治44年に建てられたもので、築100年越え!
本当は、こういった駅にも降りてみたいのですが
なんといっても本数が少なくて・・・ 車で回るのが現実的かもしれません。
深川からは留萌本線に乗り換えます。その前に、
深川駅でも「ご当地入場券」を購入。
乗り換え時間が6分しかないのに、何を勘違いしたのか
のんびりと入場券を買っていたら留萌線の発車間際になってて慌てて乗車。
留萌線で終点の留萌まで行きます。
この留萌本線、少し前までは留萌より先の増毛駅まで繋がっていました。
が、2016年12月に廃止されて現在は深川駅から留萌駅までの路線になっています。
そして、この留萌本線はJRで最も短い”本線”
本線の付く路線は天下の「東海道本線」やそのバイパス線「中央本線」
北海道では「函館本線」など主要な路線が殆どです。
が、この留萌本線は50.1kmとJR各社で最も短い本線なんです。
大正時代の計画では日本海側を経由して札幌まで繋がる予定でした。
ちなみに逆の最も長いのは京都駅と山口県下関駅の1つ手前幡生駅を結ぶ
山陰本線が673.8kmあります。
この距離を直通する定期列車はありませんが、多くの幹線が新幹線開業で
第三セクター化しているなか、山陰本線はしばらく1位でいれそうですね。
車内は、5割くらいの乗車。折り返して再び乗車するのでいったん、留萌まで飛びます。
深川から約40分で日本一短い本線を完全乗車。留萌に着きました。
乗車した列車は2両編成でしたが、後ろ1両は回送列車で切り離し作業をしていました。
この先、増毛駅へはバスに乗り換えることになります。
今回は時間の関係から行くことが出来ませんでしたが、
旧増毛駅は新たな観光地として整備されているようです。
次回、深川へ戻って岩見沢へ向かいます。
【17-10:北海道-7】根室線と富良野線で旭川に向かう
どうもです。
ここ東鹿越駅、現在は代行バスとの乗換拠点として一定の利用がありますが、
本来は平均乗降客数1日1人以下という超秘境駅。
新得まで鉄路で復旧できれば、それが1番いいんですが実情は厳しそう。
JR北海道が持続可能な交通体系のあり方と言っていますが
確かに、仮に鉄路として復旧させても再度、災害が発生してしまったら振り出しに。
そう考えると、バスへの移行も悪くないんじゃないかと思えてしまいます。
バスは雪害や定時性には懸念がありますが。
列車は回送列車で東鹿越にやって来ました。
運休前のダイヤと変わらずに運転している為のようです。
列車の発車直前にバスが出て行ったんですが、
この画像にある、チェーンに繋がったステップを片付け忘れたまま後進していて
危ないところでしたが、無事に気が付いていました。
チェーンが無いと置き忘れもありそうですね。
さて、列車は東鹿越を発車。
次の駅は 金山!
読み方もそのまま「かなやま」愛知県民として親近感。
まもなく、金山・・・
1日ぶりの金山駅的な。ただし、乗車客数1日15人。
(地元すぎて写真がこんなんしか無かった)乗車客数1日43万人(総合駅として)
名古屋の金山には金山駅しかありませんが、北海道には
下金山駅もありました。
ちなみに、名古屋の金山駅からの乗車券を購入すると「(中)金山」という
駅名表記になりますが、これは北海道の金山駅と区別するためで中央線所属という意味。
北海道の金山駅の場合は「(根)金山」と根室線所属と区別されます。
『(中)金山→(根)金山』って乗車券を購入してみたいですが、お値段が・・・
新幹線ストレートルートで17820円でした。学割なら買えなくもないか(オイオイ
山部駅と布部駅が続いて、次の富良野で降ります。
東鹿越から約40分で富良野に到着。
そのまま滝川から函館線で旭川に行った方が早いんですが
乗りつぶしの為、富良野線に乗り換えます。(根室線の滝川-富良野は未乗)
ホーム上にモニュメント?がありました。
先ほどの新得町は重心の中心点でしたが、こちらは北海道自体の中心点でヘソ。
こちらも、実際の観測点は少し離れた小学校敷地内にあるようです。
富良野駅のご当地入場券を購入。富良野はラベンダーで有名ですね。
駅員さんに乗車券を見せたところ、発行した駅名が気になったようで
この駅名なんて読むの?って聞かれました。
北海道には難読駅名が多いですが千種/ちくさもよく見ると読めない駅名。
ここ富良野では、乗り換え1時間待ち。列車が駅に着くのが15時52分で
16時に閉まる郵便局へ行くのもギリギリで現実的ではないので大人しく待合室で待ちます。
富良野線の次の駅「学田駅」
こちらは漢字が違いますが、
愛知県にも読み方が同じ「楽田駅」が名鉄の小牧線にありますね。
JR北海道が老朽化した国鉄型車両を置き換える為に製造された車両で
JR東日本のキハ110をベースにしています。
▲JR東日本キハ110 確かに似ていますね。
ちなみに、今後JR北海道に導入する計画の新型ハイブリッド気動車も
JR東日本で導入予定の車両をベースにしています。
富良野線ですが、日没後なのと帰宅する学生で混雑していたこともあり写真はありません。
中富良野、下富良野で大半が降りて閑散とした車内になりましたが、
美瑛からは外国人観光客が多数乗車してきて満員列車に変身。
大半が中国人で中国語が飛び交っていて日本国内とは思えない車内でした。
そのまま旭川まで30分…
今日は、ここで宿泊します。
旭川駅は、とてもお洒落な駅舎。イオンモールが隣接していて機能的でもありました。
さて、まとめていきましょう。
2日目は帯広市から旭川市まで移動しました。(旭川は地図上もう少し北)
距離では216kmとなりました(GPSログによる)
ホテルに着いてテレビをつけると
こんなニュースや
こんなニュースが。
自助努力を強く求めるって経営難な会社に何を求めているんでしょうか。
ちなみに、この日は中秋の名月でしたが、
雲が多くてお月様を見つけることはできませんでした。
次回、3日目は留萌線に乗ります。