その7 磐越西線から不通になっている常磐線へ!
ども、こんばんは、鉄道少年です!
前回は番外編をお届けしましたが、1日目が終了し郡山で宿泊!
今回その7からは2日目!
2日目からしばらくは1日目のようなフワフワした内容から
ちょっと重い内容に変わるかもしれません。ご了承を。
3月14日(月)4:50
明るい郡山を見ることなく5時前にチェックアウト。
郡山駅の始発に乗車するため早朝に出発です。
ちなみに、駅とホテルの近くまでペデストリアンデッキでつながっており、
14日は雨が降っていたのでほぼ濡れずに行け便利でした。
ただ、デッキの途中に歩く歩道が設置されていたのですが
片側は故障中で使用できないと。
なんともお役所感ただよう雰囲気ですね。
ちなみにこの先にはゲロ(嘔吐物)が放置されてたりとお役所感・・(以下省略)
駅の行き先は東京や仙台が占めていて名古屋行は存在しませんが、
駅前ロータリーに名古屋行の高速バス停留所があって
”名古屋”という文字を見るとほっとしますよね。
そんなわけで5:20の改札開始前についてしまったのでしばらく「ボーとして」
5:18頃に改札開始。
前日、疲れていて撮るのを忘れていた駅名板を撮影。
風呂入って、寝れば疲れのとれる単純な人です。(タブンネ)
◆郡山 5:30発 磐越東線 ワンマン普通 いわき ゆき キハ112 2両
キハ110シリーズは初乗車です。
ちなみに東線にはゆうゆうあぶくまライン、西線は森と水とロマンの鉄道と愛称がつけられているようです。案内は基本正式名称だけども。
磐越東線は郡山からいわきまでを結ぶ路線ですが、
全線を通して運行される列車は1日5本のみで
多くは途中駅止まりの区間列車です。
ローカル線ではありますが、線形がいいようで結構なスピードで
並行する道路の車を追い越しながら列車はいわきへ。
郡山からは1時間半で終点いわきに到着。
ここから乗り換えるのは常磐線。
常磐線は東京都は日暮里駅から宮城県の岩沼駅を結ぶ300km以上ある長大路線です。
なので特に首都圏にお住いの方には品川から手取、水戸までの通勤路線と
認識されている方もいるのではないでしょうか。
自分も常磐線といえば大都会の路線と認識してた人でした。
が、この3枚の画像を見ていただければわかる通り、
のりば案内には上からシールで「竜田方面」と修正されています。
なんでかはこの後。
40分程度の乗換時間でしたが、朝食を取ったりして時間つぶし。
常磐線は竜田駅へ向かいます。
~ここからしばらくは震災関連の内容や画像が続きますのでご注意ください~
重たい内容にはなってしまいますがこれが現実であり、その様子に目を閉じることはできません。
嫌だなと思う方はご覧をお避け下さい。
なんとなく何処へ向かうのかわかってきた方もいるかもしれませんが、
東北の太平洋側といえばと2011年3月11日の東日本大震災で
壊滅的な被害を受けた地域です。
また、震災によって福島第一原子力発電所も被害を受け
周辺は震災から5年経過した現在でも立ち入り等が制限されています。
今から向かう竜田駅は原発事故によって設定された3つの区域の中の
最も放射線レベルの高い「帰宅困難地域」に最も近い駅です。
そして、常磐線はこの先、
この先は代行バスに乗り換える形になっています。
この先は不通となっていて信号設備にも大きなバツがしてあり実感させられます。
思っていたより降車客が多いなと思いながら駅舎へ向かいます。
本来であれば奥にある跨線橋を渡って駅舎へ行く必要があるのですが、
震災後は1,2番線を使っていないことから線路上に通路が設けられ
跨線橋は閉鎖されています。
駅舎の外に出ると降車客の多い理由が分かり、
1つは帰宅困難地域一時帰宅と書かれたマイクロバス、
その横にはJヴィレッジ行と書かれた大型バス。
Jヴィレッジとは元はスポーツ施設でサッカー日本代表の合宿地としても
使われる全国最大規模のサッカートレーニング施設。
震災後の現在は、原発作業員の拠点となっていてここを経由して
原発敷地内の作業場所へ向かうようです。
竜田駅に降り立って数分ですが、先ほどのいわき駅周辺とは
何かが違う"日常"と離れた街を言うことがわかりました。
次回へ続きます。
~参考文献~
避難指示区域の状況 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
励みになります。クリックを!
※次回予告はテキトーにつけてるので実際のタイトルと異なる場合があります。