その13 百貨店が市役所に!? 仙石東北ラインで石巻へ!
ども、こんばんは、鉄道少年です!
前回
仙台市地下鉄の完全乗車を達成し2日目も無事終了。旅も中盤へ3日目に入ります!
お世話になったのは「ドーミーインExpress仙台広瀬通」でした。
ちなみに、前日ホテルから地下鉄出入口までちょっと距離があるな。
と思っていましたがすぐ隣に出入口があることに気が付きました・・・
本来の予定では1時間早く、歩いて仙台駅へ行く予定でしたが、
予定を変更して約1時間遅く、地下鉄で仙台駅へ向かいます。
やっぱり、地下鉄の撮影って難しい、、
仙台駅は絶賛工事中といった感じでキレイになりつつあるようです。
仙台から乗車するのは ”仙石東北ホライン”
JR東日本の好きな○○ライン系列(湘南新宿ラインとか東京上野ラインとか)
仙石線は元をたどると私鉄線でそれが故、カーブが多かったり、駅数が多かったりと
スピートアップが難しい路線でした。
それを解消するため、仙石線と東北本線は途中の利府町から松島町までの間、
並走区間があり、ここに連絡線を引いて
といった感じで乗り入れることになりました。
ただ、簡単なように見えますがこの計画自体は1991年JR発足時から出ていたものの
東北本線と仙石線は電化方式が異なるという致命的な問題があり凍結されていました。
しかし、2011年に発生した東日本大震災によって仙石線は甚大な被害を受けることに、
技術が進化し電化方式が異なっても運行できる”ハイブリット気動車”なるものが
開発され、沿線自治体の復興支援を目的とし長年の計画が実現したということです。
昨日、撮っていなかった仙台駅の駅名板を。
◆仙台駅 9:24発 仙石東北ライン 特別快速 石巻ゆき HB-E210 4両
これが、仙石東北ライン専属車両のハイブリット気動車「HB-E210系」
電車による運行はコストがかかりすぎるため気動車を採用しています。
ハイブリット気動車って普通の気動車と何が違うの? と思いの方へ
・発車時はバッテリーからの電気を使用
・速度が上がるとエンジンによって走行
・惰性運行時はエンジンでバッテリーを充電
・減速時はモーターからバッテリーを充電(回生ブレーキ)
といった感じでこれらを繰り返しています。
仙台からしばらくすると東北本線から分かれ仙石線に入るための連絡線に入ります。
自動放送や肉声放送でも信号確認の為数回停車する旨が伝えられました。
報道記事によると現在はこのように何度か停車してから仙石線に入るのですが、
数年以内にシステムを改良する予定のようです。
接続線を通り仙石線へ、
仙石線は東日本大震災による津波の影響で多くの区間が被害を受けた路線です。
特に被害の大きかった陸前大塚駅~陸前小野駅間は海から離れた内陸部へ
移設され新たな町づくりが進んでいました。
◆石巻 10:16着
仙台から50分くらいで終点石巻駅に到着。
▲こちらは仙石線の車両「マンガッターライナー」
この種には疎いのですが仮面ライダーの生みの親ゆかりの地だそうです。
乗り換えに時間があるので駅舎外へ、
駅にはこのような表示が、
そしてコチラ、何に見えますか?
駅前百貨店の様にも見えますが、コレ実は「石巻市役所」なんです!
ここは元々「さくら野百貨店石巻店」というデパートでしたが経営は赤字へ、
その頃、石巻市は老朽化で元の役所から移転する必要があり新築移転を検討
しかし、駅前百貨店が閉店する事が分かり耐震化と改装工事を施し
この元百貨店内に移転してきたとの経緯があります。
全国的にも稀なケースです。
百貨店閉店後、市役所になっても1階はスーパーマーケットが入っており、
駐車場も立体駐車場があり充分足りているようです。
発車時間も近づいてきたので駅へ戻りましょう。
石巻から先、女川方面へも行きたかったのですが、時間の関係上断念。
ひとまず、前谷地へ向かいましょう。
このあたりになってくると何でこの写真撮ったんだろうってのが多くなってきます(';')
◆前谷地 10:55着
◆前谷地 11:00発 気仙沼線 柳津ゆき キハ110 1両
乗り換え時間が少なかったので写真無し。
前谷地から柳津までの間は鉄路によって復旧していますが、
柳津から先は鉄路による復旧はされていません。
◆柳津 11:21着 こんな派手な車両だったことを降りて知りました。。。
先ほどの通り、この先は鉄路による復旧がされていません。
では、何に乗り換えるのでしょうか?
そう、代行バスです・・・・
これが他の代行バスとは違うのです。
次回へ続きます。
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次回「線路跡を走って気仙沼線BRT!」お楽しみに!
※次回予告はテキトーにつけてるので実際のタイトルと異なる場合があります。