【17-10:北海道-6】根室線代行バスに乗る
どうもです。
今回の旅は「のんびりモード」昼からの移動がほとんどです。
なのに毎朝、早朝に目が覚めるという…
早朝から出るときに起きれなくて、寝てていい日に起きるというひねくれ者。
芽室へ行って郵便局とご当地入場券を収集。帯広へ戻ってきました。
普通列車の本数が少なく特急に課金。特急スーパーあおぞらで新得へ向かいます。
乗車したのはキハ283系
昨日スーパーとかちで乗車した261系に比べると、どこか古臭い印象を受けてしまいます。
ちなみに、今回の旅では1日1本特急列車に乗っています(但し1日目は特急料金不要)
のんびりする暇も無く30分程で新得に到着。特急料金は自由席で620円でした。
ここまでは昨日、日没後に通った区間でした。今日は更に根室線を進みます。
が、この先の根室線は2016年8月の台風被害により新得から東鹿越までの区間で
今でも運転を見合わせていて、バスによる代行輸送になっています。
また、この区間は利用者が少なく経営難に陥っているJR北海道では
「維持することが困難」と発表し、復旧作業の着手を見合わせています。
昨日の日高本線もそうですが、経営難だけでは廃止する理由にはしにくくて
自然災害が起きて復旧するお金が無い。ってなって廃線っていうのが
最近の廃線までのシナリオになることが多くなっています。
鉄路として復旧させた名松線は沿線の努力が凄かったんだなと実感します。
報道を見てる限り、どうも北海道と沿線自治体が
JR北海道にだけ責任を押し付けている気がしてならないんですよね(';')
よく、JR東海が名松線を復旧できたのは、ドル箱の東海道新幹線があるからだと言われていますが、
復旧費用の総額17億円のうち、三重県が5億円、津市が7億5000万円、JR東海が4億6000万円を負担していて
JRよりも自治体の方が負担は大きくなっているんです。
是非とも北海道は見習ってほしいものだと思ってしまいます・・・
話が長くなってしまいましたが、代行バスで東鹿越へ向かいます。
その前に新得駅のご当地入場券を購入します。
時間があるので郵便局へ。
新得郵便局
新得の駅前には、こんなモニュメントがありました。やじろべえに見えます。
北海道の重心地 つまりは、
北海道を人差指で支えたら安定するのが新得町みたいです。要約しすぎ
ちなみに、実際の重心地は新得駅から北に43kmと記載されていてココでは無いようです。
代行バスが来たので乗車します。路線タイプかマイクロかと思っていたら
立派なバスがやって来て少しビックリ。1時間乗るので安心ですね。
貸切車両だったので、ステップを出していました。初めて使ったかも。優越感
新得からの乗客は8人くらいでした。なぜか皆、前の方に固まって乗車。
一番前の席に座れたので前面展望。
なんとも北海道らしい真っすぐ続く道と走行車線を示す矢印。
こんな一直線の道だと速度が出て事故も多そうなんですが、
死亡事故者数が一番多いのは地元の愛知県。北海道は6位となんか不思議です。
バスは時刻に余裕があるからか、法定速度-10キロくらいでのんびり安全運転。
ちなみに、いままで乗ったバスの運転士さんの中で一番、笑顔が素敵な方でした。
狩勝峠に入り峠道を上っていきます。
しかし、のんびりとした走行で眠たくなってきました。
頂上を通過して、下り坂へ。依然、のんびりとした走行。安心できます。
そして、最初の停車駅「落合駅」に到着。
やはり、時間に余裕があるみたいで10分近くの時間調整。落合での乗降はゼロでした。
その後、幾寅駅に停車。唯一の地元客とみられる1人を乗せて終点の東鹿越へ。
ちなみに幾寅駅は、99年に公開された映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地。
残念ながら見たことが無くて、映画名しか聞いたことがないんですけどね…
幾寅駅を出ると根室線を踏切で超えます。
遮断桿は外されていて、長期間運転をしていないことを思わせます。
幾寅から10分程で終点の東鹿越に到着しました。
少し長くなってしまったので次回に続きます。